現在のページ:トップページ > 天台宗について - 法話集 > 目次
寒かった陽射しが暖かくなった昼下がり、お寺の裏庭で鶏のチャボが小さな子供達を連れてエサをついばんでいます。子供に向いた …
掲載日:2019年03月29日
私どもは、30年近く奥駈(おくがけ)と申しまして大峰山系熊野から大峯・吉野(紀伊山地の霊場と参詣道・世界遺産)を歩いてい …
掲載日:2015年07月01日
今年ももうすぐ本格的な夏がやって来ます。そして、夏休みになると早朝から子供たちが境内に集まって来ます。子供から大人まで …
掲載日:2015年06月15日
昔お聞きしました、山田惠諦お座主様のお言葉を思い出します。 「名も知れぬ草だが何かの役に立つから生えている。この世 …
掲載日:2015年05月01日
昨年の暮れに、小学校の同窓会に15年ぶりに出席した時の事です。年齢は、先生を除いて、みんな61歳。 参加者の中には、地 …
掲載日:2015年04月01日
ある会合でのお坊さんの笑い話がおもしろかった。こういう話である。 お坊さんとお医者さんと葬儀屋さん三人が揃って写真に写 …
掲載日:2015年03月01日
ご存知の通り、2月15日は「涅槃会」お釈迦様が煩悩の元である肉体を滅し、完全な覚(さと)りにお入りになった日、ひらたく …
掲載日:2015年02月01日
明けましておめでとうございます。健やかに新年をお迎えになられたことと、お慶び申し上げます。 天台宗の総本山「比叡山延 …
掲載日:2015年01月01日
こよみの日めくりもあとわずか。時の過ぎゆくのは、暮れてしまえば、矢のようにはやく感じられます。でも、振り返ってみれば、 …
掲載日:2014年12月01日
お釈迦様に、周利槃特(しゅりはんどく=チューダ・パンダカ)というお弟子さんがおられました。とても物覚えが悪く、自分の名 …
掲載日:2014年11月01日
少し以前、“仏像ガール”という言葉が流行ったことがあった。 今を去る40数年前、東京の大学に在学していたころ、実は私も …
掲載日:2014年10月01日
平成元年、結婚して30年になる或る夫婦に苛酷な試練が始まった。それまで風邪ひとつひかず元気であった彼女に突然奥歯上に激痛 …
掲載日:2014年09月01日
師父の詠まれた歌『一隅にかがやけとこそ、のらすなる、祖師の、み旨に、何如にか応えん。』 あれはもう随分昔の事。今は亡 …
掲載日:2014年08月01日
私たちは、自らエネルギーを作ることができない為、さまざまな生命(植物や動物など)からエネルギーをもらわないと生きてはい …
掲載日:2014年07月01日
三つ子の魂百までもという諺がありますが、どのような価値観の基で育てられたかは人生を大きく左右します。最近の親の大半が「 …
掲載日:2014年06月01日
今は、いろいろなエンターテインメントに押されて聞く機会もなくなりましたが、三味線の音で弾き語りされる都都逸(どどいつ)は …
掲載日:2014年05月01日
般若心経の教えは、とらわれの心を無くすことだとよく言われます。 日本人が共通してとらわれているのは数字の四です。「死 …
掲載日:2014年04月01日
阿弥陀様を中心にして、多勢の菩薩様たちが雲に乗って降りてくる有様を描いた絵であります。これを「聖(しょう)衆(じゅう)来迎 …
掲載日:2014年02月20日
二〇二〇年の五輪・パラリンピックの開催都市を決定する最終プレゼンテーションが行われ「東京」をアピールするプレゼンターを …
掲載日:2014年02月01日
私たちの気持ちにはおいしいものをお腹いっぱい食べたい気持ちと、体に負担にならない少食菜食をする両極の気持ちが食事の時に …
掲載日:2013年12月19日
パリでエッフェル塔の展望台が一番のお気に入りの場所だという芸術家がおりました。理由を尋ねると、どうしても好きになれない …
掲載日:2013年12月01日
愛はあまたの命を生み育む心ですが、愛によって苦しむこともあります。 生まれ育ってこられたのは、初めに親の見返り …
掲載日:2013年11月01日
仏教では花をとても大切にしています。花は美しく咲く日のために、寒い冬の間暗く冷たい地中でジット耐え、春の訪れを待ってい …
掲載日:2013年10月01日
私たちは、朝起きてから夜寝るまで、五体満足ならばなおさら、一日という時間を何気なく過ごしてしまってはいないか。ましてや …
掲載日:2013年09月01日
昨年の教区布教師研修会は、立石寺本坊で行われた。講師は出羽三山と隣接する修験の山。葉山の麓に開校している。人を愛し、自 …
掲載日:2013年08月01日
何故天台宗といわれるのか、由来的に申し上げますと、中国の天台山は華頂(かちょう)峰(ほう)、仏(ぶつ)朧(ろう)峰(ほう)、唐 …
掲載日:2013年06月25日
「俺が、俺がの『が』で生きるな。おかげ、おかげの『げ』で生きろ」。これは先代住職の父が、私がまだ幼い頃から、ことある毎 …
掲載日:2013年05月27日
自分以外のものと、共に生きるとは、すてきな言葉です。『山川草木国土悉皆成仏』全てのものは仏の現われであると仏教では考え …
掲載日:2013年04月24日
数えて91歳になるおばあさんが臨終の時を迎えた。 この日、お昼ごはんを食べ、しばらくして見ると、息が止まっていた。静 …
掲載日:2013年03月22日
東日本大震災より三年目を迎えようとしておりますが、宗務庁当局、延暦寺をはじめ、全国の方々からいただきました温かい援助に …
掲載日:2013年02月13日
私たち人間は自然界のなかで、もっとも脆弱(ぜいじゃく)な生き物であります。そして、植物であれ動物であれ、そのいのちを殺生 …
掲載日:2013年01月28日
一般に乞食という言葉は、物乞いをする人を称する差別用語と思われています。 仏門では乞食(こつじき)と言い、僧侶が人家の戸 …
掲載日:2012年11月22日
「悪事を己に向え 好事を他に与え 己を忘れて 他を利するは 慈悲の極みなり」 悪事というのは「わるいこと」というの …
掲載日:2012年10月22日
一、内の火を外に持ち出すな。 二、外の火を打ちに持ち込むな。 三、与える者に与えよ。 四、与えない者には与えるな。 五 …
掲載日:2012年09月28日
今年の夏は連日の酷暑と、オリンピックやパラリンピックの開催で選手の熱戦や活躍の報道とが重なり、日本中が熱気に包まれたこ …
掲載日:2012年09月24日
法華経の教えに諸法実相があります。 春がめぐりくれば、花が咲き、秋になれば、木の葉が紅葉する。その自然なありようが、 …
掲載日:2012年08月28日
攘 災 殖 福 災いを払い福を殖やす 仏 教 尤 勝 仏教が尤もすぐれている 誘 善 利 生 善に誘い衆生を導く …
掲載日:2012年07月19日
一番好きな季節といったら、それはやはり春でしょうか。4月になっても本堂の軒下にはかなりの雪が残っていて、この雪は一体い …
掲載日:2012年07月04日
近頃ちょっとうれしい景色に出会った。 夕方五時を少し廻った頃の電車の中。髪を黄色に染めた若者が先刻からメールの送受信 …
掲載日:2012年04月20日
お経のはじめの文句に、「一心頂礼」、「一心敬礼」、「一心称名」と言う言葉が出てきます。何の気なしに「一心」とお唱えいた …
私は毎年一月にはスリランカを訪問します。スリランカの里親制度「コスモス奨学金」の奨学金授与式に出席するためです。自坊に …
掲載日:2012年03月26日
1月の「六波羅蜜」2月の「無財の七施」に続き、今月も普段の生活の中で是非心がけていきたいことについて紹介させていただき …
掲載日:2012年02月13日
年があらたまり、この一年をどのような心がけで過ごしたらよいか?ということで、先月は「六波羅蜜」を紹介しました。今月は引 …
掲載日:2012年01月30日
昨年は東日本大震災をはじめ多くの災害にみまわれた年でした。年も変わり心機一転すがすがしい気持ちで新年を迎えられた方も多 …
掲載日:2011年12月27日
うそをついた後に、弁解の意味で「うそも方便」という言葉がよく使われますが、本来は少しニュアンスが違うようです。 方便 …
掲載日:2011年11月28日
「国家の一大事」「人生の一大事」「お家の一大事」など、簡単には解決できそうもないとても大きなトラブルが起こった時などに …
掲載日:2011年10月06日
とても苦労した時や苦悩したときに「四苦八苦する」と表現したり、人間のあらゆる悩みのことを指して「四苦八苦」といいますが …
掲載日:2011年09月28日
「人が喜びや得意の絶頂にいて我を忘れている状態」や「物事に熱中し他を顧みない状態」にあることを「有頂天」と表現しますが …
掲載日:2011年09月01日
私たちは毎日の生活の中で人の性質・態度や、物の善し悪しを表現するとき「品性・品格・品」という言葉を使い、「あの人は上品 …
掲載日:2011年08月01日
名刹・古刹というと、有名な由緒あるお寺や歴史があり古いお寺をいいますが、それではなぜ「刹」の字がお寺の事をさすのでしょ …
掲載日:2011年06月20日
日常会話の中で「○○の醍醐味を味わった」とよく表現されますが、どんな味なんでしょうか? 醍醐味とは、牛乳を精製する過程 …
掲載日:2011年05月19日
お経の中にはいろいろな単位が出てきます。例えば、時間を表す「刹那(せつな)」、距離を表す「由旬(ゆじゅん)」、数を表す「那 …
掲載日:2011年04月27日
「ご機嫌ななめ」「ご機嫌うかがい」「上機嫌」などと、毎日のように私たちが愉快か不愉快かなどの気持ちや気分を表すときに使 …
掲載日:2011年03月28日
出世と聞いて思い浮かべるのは「彼は出世するに違いない」「彼は出世頭だ」など、世の中に出て高い地位・身分になる事や、経済 …
掲載日:2011年02月24日
「もう金輪際ごめんだ」や「金輪際承知しない」などと、強い否定を伴った時に使われる「金輪際」という言葉は、元々は仏教の世 …
掲載日:2011年01月24日
この言葉は、もとは玄妙(奥深くてすぐれた)な道に進み入る関門、すなわち仏門にはいる入り口を意味し、転じて寺の書院の入り …
掲載日:2010年12月14日
この言葉は、漢文では原則として、人の意として「じんかん」と読むが、「じんかん」は世間、この世の意味であり、中国古典では …
掲載日:2010年11月22日
仏さまの前に御供えする灯火を灯明といいますが、仏教ではこの灯明を迷いを破る智恵にたとえ大いに尊重します。 お釈迦さま …
掲載日:2010年10月27日
試験の点数が悪くて悲観したとか、性格が悲観的だとか、悲観という言葉は、楽観の反対語として通常使われる言葉です。 辞書 …
掲載日:2010年09月21日
私たちが穏(おだ)やかに仲良く暮らしてゆく上で挨拶という習慣があるのは、なんと素晴らしいことでしょう。 「おはようござ …
掲載日:2010年08月24日
もう役にも立ちそうにないぼろ布の断片を四角に切り、縫い合わせて作ったものが、「袈裟(けさ)」の原初といわれます。色褪せた …
掲載日:2010年08月02日
安心といえば、私たちは普段「やれやれ安心(あんしん)した」などと、心が落ち着いて心配のないことにこの言葉を用いていますが …
掲載日:2010年06月18日
優曇は梵語のウドンバラの音写「優曇婆羅」を略した語で、古くからインドで神聖なものとされる樹木の名前です。この樹木は三千 …
掲載日:2010年05月28日
斎食儀(食事作法) 私たち人間は、食事を摂らなければ生きていけません。最も基本的な生活の一部であり重要な営みです。そ …
掲載日:2010年04月22日
(問)おみくじで凶を引いたら、何か不吉なことが起きるのでしょうか。 (答)おみくじで「大凶」を引いたら、誰もあまりい …
掲載日:2010年03月24日
(問)友引に葬儀を行うのは良くないと聞きますが、本当なのでしょうか。 (答)友引とは六曜という暦のなかの一つで、相引 …
掲載日:2010年02月26日
二月十五日はお釈迦さまが八十年の生涯を終え涅槃に入られた、すなわちお亡くなりになったご命日です。そこで世界中の仏教徒が …
掲載日:2010年01月21日
お正月にはお雑煮・御節料理など、独特のものを食べる習慣がありますが、それらを食べる際、雑煮箸といって、柳材の塗りのない …
掲載日:2009年12月17日
十二月八日と言いますと、大正から昭和の初めの頃に生まれた方々は、すぐに太平洋戦争〈第二次世界大戦〉の始まった日と答する …
掲載日:2009年11月26日
十一月二十四日は「霜月会(しもつきえ)」と呼ばれており、天台宗の大きな行事の一つであります。「霜月会」の霜月というのは、 …
掲載日:2009年10月26日
「お十夜」というのは、十月六日から十五日までの十日間に、阿弥陀様が衆生を救済して下さるご恩に対しての感謝の法要でありま …
掲載日:2009年09月28日
(問)仏さまにはなぜお灯明やお花をお供えするのですか。 (答)仏さまをお祀りする時、「香華灯塗(こうげとうず)」と言って、 …
掲載日:2009年08月24日
道路を歩いていると、突然、犬が吠えて襲いかかってきた。とっさに道端に落ちていた石を拾って投げ付けました。 さて、ここ …
掲載日:2009年07月28日
東京では七月、盂蘭盆を行い、その前後に「施餓鬼会」を行いますが、「施餓鬼会」というのは、餓鬼〈弔う者のない無縁の亡者〉 …
掲載日:2009年06月24日
聞き損いは、言い手の粗相。 ということわざがあります。 私たちは、話し手の真意を正しく理解することができず、つい誤解 …
掲載日:2009年05月21日
今から一千二百年前、比叡山を開かれた伝教大師最澄上人は「六根相似(ろっこんそうじ)の位を得ざるよりこの方 出仮(しゅっけ) …
掲載日:2009年04月23日
お寺の門前のおじいさんは、まもなく八十歳になります。息子さん夫婦も五十歳、お孫さんが四人もおります。やさしい家族にも恵 …
掲載日:2009年03月25日
辞典で調べてみますと、「間抜け」とは「間の抜けたこと。物事の大事な点が欠けていること。またその人」で、「間」は「何かの …
掲載日:2009年02月23日
七福神という神は、もともとインド、中国、日本の三か国の七人の神が組み合わさって、人々に福、徳、寿などを与える神々として …
掲載日:2009年01月23日
ちょっと前になりますが、地元の中学生が体験学習でお寺に来た時のことです。朝のお勤めの後の話の中で「君たちは何歳まで生き …
掲載日:2008年12月15日
「批判ばかり受けて育った子は非難ばかりします」「ほめられる中で育った子はいつも感謝することを知ります」 これはドロシ …
掲載日:2008年11月19日
今から1400年前〈西暦597年11月24日〉、中国のお釈迦さまといわれた偉大な宗教家が亡くなられました。天台大師智顗 …
掲載日:2008年10月23日
自分を誉(ほ)めて人を悪く言うのを自讃毀他と言います。毀(き)は、そしるとか、けなすという意味です。 人が何人か寄ると、 …
掲載日:2008年09月24日
仏教では「融通無碍(ゆうづうむげ)」といって、この世のすべてのものは互いに影響しあい、つながっていると教えています。ちょ …
掲載日:2008年08月20日
(問)武力で問題は解決しますか? (答)昔、お釈迦様のおられたカピラ城の隣にコーサラ国という強大な国がありました。そのパ …
掲載日:2008年07月23日
(問)今年の三月で仕事を定年退職しました。今まで忙しくて「そのうち、そのうち」と思っていた霊場巡りに、先輩の誘いもあっ …
掲載日:2008年06月24日
(問)「果報者」とか、「果報は寝て待て」とか言いますが、これは、偶然宝くじに当たったようなもので、努力しなくてもいいこ …
掲載日:2008年05月26日
(問)お墓参りはどんな時にしなければいけないのでしょうか。 (答)結論(けつろん)から先に言えば、お墓参りに決(き)めら …
掲載日:2008年04月25日
(問)先日、母の一周忌(いっしゅうき)の折に、「来年は三回忌(さんかいき)ですね」と言われました。どうして二(に)回忌ではな …
掲載日:2008年03月31日
(問)お寺巡りをしていると時々とても怖い顔をした仏さまにお目にかかることがあります。仏さまのような、といえば優しさの代 …
掲載日:2008年02月18日
(問)お仏壇もそうですが、お寺にお参りしても、お供えしてあるお花は私たちの方を向いています。仏様にお供えするのに、どう …
掲載日:2008年01月30日
ほこりにまみれた身体(からだ)を洗い流すことはできますが、心のほこりを拭(ぬぐ)いさることはなかなか難しいことです。 物 …
掲載日:2007年12月20日
昔から、おめでたい初夢というと、一富士、二鷹、三なすび、と言われてきました。この解釈には諸説ありますが私流に説明させて …
掲載日:2007年11月28日
蓮は泥池のなかから清らかな花を咲かせます。煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)という言葉がありますが、煩悩を泥池にたとえ、菩 …
掲載日:2007年10月26日
「檀」とはもともとインドの古い言葉〈サンスクリット語〉の「ダーナ」に漢字を当てた「檀那」が由来です。 では「ダーナ」 …
掲載日:2007年09月18日
最近では、子どもをたしなめる時に「地獄に堕ちるよ」なんて言わなくなりました。そんなことを言えば、子どもから「あのね、地 …
掲載日:2007年08月29日
観音さまといえば、聖観音・千手観音・十一面観音・如意輪観音・馬頭観音・不空羂索(ふくうけんじゃく)観音・准胝(じゅんてい) …
掲載日:2007年07月26日
お香は、香気ある樹脂(じゅし)や木片から作られています。熱帯の地では生活臭や悪臭を防ぐ目的で使用され、その効果により、清 …
掲載日:2007年06月27日
布施(ふせ)というとご法事のときにお寺さんへ包んでいくお布施を思い浮かべますが、一般的に金品を施すことを財施(ざいせ)とい …
掲載日:2007年05月24日
神社、仏閣をお参りされる時、「家族みんなが平穏無事に送れますように」「おじいちゃん、おばあちゃんが健康で長生きできます …
掲載日:2007年04月25日
「お数珠」は私たちが仏さまにおまいりする時に使う法具(ほうぐ)と呼ばれるものの一つですが、訛(なま)って「おずず」とも呼ば …
掲載日:2007年03月29日
ストゥーパのことを漢字で表現して卒塔婆(そとば)〈率塔婆〉といっていますが、ストゥーパとはお釈迦様のお舎利(しゃり)をおま …
掲載日:2007年02月26日
寺院ではいろいろな法要を営むとき、仏さまをお迎えする道場を清浄(しょうじょう)にして、諸々の仏さまを讃歎(さんだん)し、供 …
掲載日:2007年01月30日
お正月といいますと、新しい年を祝うお祭りのようにも思われますが、本来はお盆と同じように、ご先祖様をお迎えし、ご供養する …
掲載日:2006年12月25日
これは、回向文(えこうもん)と呼ばれ、「願わくは此の功徳を以(も)って、普(あまね)く一切に及ぼし、我等と衆生(しゅじょう)と …
掲載日:2006年11月30日
ある寺院で昔の修行の様子を聞いたことがあります。修行僧達は、毎年ある時期になると、清掃用具を一式持たされ、お寺から町に …
掲載日:2006年10月02日
和顔愛語とは、「大無量寿経」にある言葉で、おだやかな笑顔と思いやりのある話し方で人に接することなのです。無財(むざい)の …
掲載日:2006年08月30日
「回向」は「廻向」とも書きます。文字通り、自分が積んだ善根の功徳を、自分のためではなく、他の人のために回(まわ)して向け …
掲載日:2006年07月28日
という表題の言葉は、花が咲くと、人は喜び、惜(お)しまれつつ散るのに、雑草は嫌がれつつ生えては捨てられる。花も草も共に大 …
掲載日:2006年06月15日
傘ひとつ 片方は濡れる 時雨(しぐれ)かな これは娑婆世界の歩き方を示唆した句です。天候は雨。なかなか止みそうにあ …
掲載日:2006年05月24日
「お若く見えますねぇ」と言われて喜ぶのは女性だけではありません。若いという言葉は、今ではお世辞のひとつになっています。 …
掲載日:2006年04月18日
古代インドにあったコーサラ国王のパセナーデ王は、自分の愛する妃に「お前は世の中で何を最も愛しいと思っているか」と聞きま …
掲載日:2006年03月17日
「人間の性(さが)として、私たちはどうしても自分中心に考えてしまうことがあります。もっと欲しい、こうして欲しい、とまわ …
掲載日:2006年01月30日
阿弥陀経(あみだきょう)というお経に、極楽の池にある蓮(はす)の美しさを説いた処がある。「青い花は青い光を放ち、黄色の …
掲載日:2005年11月30日
最近訪れた、とある西国霊場札所(さいごくれいじょうふだしょ)でのことでした。納経ご朱印の受付はご朱印を受ける順番を待つ …
掲載日:2005年11月01日
数種の香木(こうぼく)を混ぜて粉末にした、塗香(ずこう)という薄茶色のお香があります。仏さまに捧げる六種の供物の一種で …
掲載日:2005年09月26日
今年も早、秋のお彼岸の頃となりました。夏のお盆にいろんな供養をしてお迎えしたご先祖様も無事に彼の岸にお戻りいただいたこ …
掲載日:2005年08月08日
夏の暑さも、まっ盛り。そんな暑い中でも朝から夜まで毎日のようにいろんな行事があるのがこの季節でしょうか。最近では「夏祭 …
掲載日:2005年07月25日
お釈迦様は八万四千の法門と言われるように数多くの教えを説かれています。その教えが妙法蓮華経(みょうほうれんげきょう)、観 …
掲載日:2005年06月24日
4歳の長男が畑作業を手伝ってくれた。日頃より「僕も手伝ってあげる」との心やさしい?長男の手伝いは、あとで周りの片付けの …
掲載日:2005年05月13日
先月に続いて、「ほとけさまのサイン」のお話です。お釈迦(しゃか)さまは 釈迦如来(にょらい)とも呼ばれます。実はこの○○ …
掲載日:2005年04月20日
心をサインで・・・皆さん、いつも拝(おが)んでおられる仏さま(仏像や画像)が、サインを出しておられるのをごぞんじですか …
掲載日:2005年03月08日
「精進が足りないから、こうなるのだ」と、感心できない結果の時などに使われることがある精進とは?… 仏道修行に六波羅蜜( …
掲載日:2005年02月17日
今年も明けて早、ひと月がたちました。暮れの大掃除(おおそうじ)で清々しくしたところも、すでにホコリが溜まり始めたでしょ …
掲載日:2005年01月13日
正月、一月三日のご命日にちなんで、「元三大師(がんざんだいし)さま」と親しんでお呼びしていますが、お名前は良源(りょう …
掲載日:2004年12月16日
十二月に入り年の瀬を迎える頃になりますと、行く年を振り返って、名残惜しい気持ちになります。「これで、今年も過ぎて行くの …
掲載日:2004年11月11日
「有(あ)り難(がと)う」という言葉は、一日に何十回と無意識でいうんだそうですが、私たちは日に何回いっているんでしょう …
掲載日:2004年10月01日
仏様に手を合わせる時、その仏様が阿弥陀(あみだ)様だとしたら、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」とお唱(となえ)えします …
掲載日:2004年09月01日
暑い夏もすぎ、ようやくすごしやすいお彼岸のころとなりました。春の彼岸、秋の彼岸と年に二回の彼岸会がありますが、「暑さ寒 …
掲載日:2004年08月06日
お盆は、古いインドの言葉ウランバーナ(逆さに吊された苦しみ)からきた盂蘭盆(うらぼん)を略したものです。お釈迦様の十大 …
掲載日:2004年07月15日
5月5日は「こどもの日」でございます。昔から男の子に親しまれた端午の節句であります。 しかし、この「こどもの日」は、 …
掲載日:2004年03月24日
持戒正念(じかいしょうねん)とは、言うまでもなく戒を持(たも)ち念々正しき道に住し、近くは人道を全うし、遠くは仏果菩提 …
4月8日は、お釈迦さまの誕生日にあたり、お釈迦さまの「誕生仏」に甘茶を灌ぐことから「灌仏会」(かんぶつえ)ともいわれ、 …
水を見たら 水の美しさを見ればいい 花を見たら その美しさに見とれればいい 春もいい …
『幸せってなんだっけ なんだっけ ポン酢醤(しょう)油のある家さ』という明石家さんまのテレビコマーシャルを見ていた子供が …
テレビや新聞で報道されましたのでご存知の方も多かろうと思いますが、3本足の盲導犬「サーブ」のことについてお話致しましょ …
ある夏のこと、小学校の林間学校での出来事です。先生は生徒を集めて言いました。 「今日は山登りをする。ほら、あの山だ。 …
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