比叡山宗教サミット27周年の折り鶴を千羽鶴として綴り、広島平和記念公園へ奉納
去る平成27年3月18日、6,316羽の折り鶴が千羽鶴として綴られ、世界平和を願って広島の平和記念公園に奉納されました。
千羽鶴として綴られた折り鶴は毎年、8月4日に延暦寺を会場に開催されている、比叡山宗教サミット「世界平和祈りの集い」の27周年記念式典に参加した宗教者をはじめ、第49回「天台青少年比叡山の集い」の研修生、比叡山幼稚園園児、そして延暦寺への一般参拝者が平和の祈りや東日本大震災復興への願いを記し、思いを込めて折られたものです。折り鶴は青少年研修生によって平和の祈り式典のオープニングセレモニーで人の背丈程もある大きなアクリル球体の中に奉納され地球儀へと形作られます。
この平和と自然を象徴する地球儀への折り鶴奉納のセレモニーは平成19年に開催された比叡山宗教サミット20周年記念「世界宗教者平和の祈りの集い」から毎年続けられています。本年度も様々な人々の平和への祈りが込められた折り鶴によって地球がかたどられ、平和の祈り式典を見守りました。その後、千羽鶴として綴られ、この度広島平和記念公園に奉納されました。