開宗1200年慶讃大法会が円成
3/30 半田孝淳天台座主猊下を導師に総結願奉告法要
五カ年に亘る開宗千二百年慶讃大法会事業も去る三月三十日の「総結願奉告法要」厳修をもって円成の運びとなった。総登山・総授戒『あなたの中の仏に会いに』をスローガンに進められ、登叡した檀信徒は五万人を越え、特別授戒会では、三万人以上が戒を授かった。開宗千二百年慶讃大法会円成の成果を礎として、天台宗は 宗祖大師のみ教えの敷衍に新たなスタートを切ることとなった。
また、平成十八年一月二十六日の「開宗千二百年祥当法要」は全国から参集した百八十名の天台僧出仕もと、渡邊惠進第二百五十五世天台座主猊下を導師として厳かに修せられた。
そして本年三月三十日、全教区から結集した次代を担う若き僧侶の出仕のもと、半田孝淳第二百五十六世天台座主猊下を導師として「開宗千二百年慶讃大法会・総結願奉告法要」が奉修され、五カ年に亘る開宗千二百年慶讃大法会は無魔円成を迎えた。
なお、大法会結願の奉告のため、五月末に半田座主猊下を名誉団長とする訪中団も企画されており、天台宗は新しい歴史を刻み始めることになる。