テーマは「いのち」「おもいやり」
各教区で一隅を照らす運動推進大会開かれる
六月に入り、「一隅を照らす運動」の推進大会が一日、三岐教区、七日、東海教区、十一日、東京教区、十三日、神奈川教区、十九日、兵庫教区、二十二日、北陸教区と相次いで開催された。大会では、信仰と実践に基づいて平和で明るい世の中を築こうという基本理念を確認すると共に、十一月に福島県で開かれる四十五周年の大会に向けて、東日本大震災をはじめとする被災者や苦境にあって苦しむ人々への救援活動を持続的に行うことを改めて誓った。
東京教区(杜多徳雄本部長)では、十一日、浅草公会堂で大会を開催、約五百名が参加。法要、実践者表彰などの後、上田紀行東京工業大学教授が「よき種をまく仏教」と題する講演が行った。
次いで十三日は、神奈川教区(溝江光運本部長)の推進大会が秦野市文化会館で行われ、檀信徒約五百名が参加。土屋慈恭大会実行副委員長の一隅法話と多田孝文師(同教区・大聖院住職)の「意(こころ)ゆたかに」と題する講演があった。
兵庫教区(雲井明善本部長)は、十九日に兵庫県多可町で推進大会を開き、檀信徒ら約三百名が参加、兵庫県立歴史博物館学芸課の堀田浩之氏の講演などが行われた。
また北陸教区本部(天谷良永本部長)では、二十二日、石川県珠洲市において大会を開催、約五百名が参加した。他宗派の僧侶も加わって合同の歎仏会法要や同教区僧侶による大般若転読法要、岩尾照尚同教区宗議会議員らによる演奏、モンゴルの馬頭琴の演奏などが行われた。